花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

毒舌・批判・絶賛あり。作者さんの意図とか考えを想像するのが好・き!

7/14のハンターハンター 感想①冨樫義博は政治派だったか、暗黒大陸編のテーマ

■感想①政治っぽさ
 
冨樫義博は政治派だったか?
 
最近のこの政治っぷりはどうなんでしょう。
おそらくですけど、冨樫先生がニュースなんか見ていて、
為政者に対する憤りが生まれてきているんですかね。
 
蟻編のマサドルディーゴとか今回のカキン帝国もですけど、
これまでこんなに政治的なメッセージは発していませんでした。
 
少年誌なのであえて、ということもあるかと思いますが
おそらく、もともとそのへんはかなり疎い作者だったと思うんですよ。
勝手なイメージですけど、テレビっつったらお笑いと野球ばかり、
政治系で言えばTVタックルかサンジャポくらいしか見ない、
というような。

やはり今48歳で、蟻編当時は40歳ちょい、
子供も2000年出産だったと思うので今年14歳、
蟻編当時は小学校半ば…
というと、いろいろ思うところがあったかもしれないですね。

 
●指導者・カリスマとは何か
 
蟻編でひとつ、「指導者とは何か」「カリスマとは何か」に
決着をつけることができ、次のテーマに発展しました。
 
「では、現実社会ではどうしていけばいいのか。」

それを考えたときに、書きたいテーマとして
「ハンター達は、現実の誓約と制約をどう乗り越えるのか」
「どういう人間であれば、乗り越えることができるのか」
が生まれていったのではないかと。

それをまさに実行しているのがジン。
その敵として邪魔をするのがパリストン。
(同レベルの敵がいないと、ストーリーが動かないですからね)
 

暗黒大陸編のテーマ
 
今回の暗黒大陸編は、「生きるしたたかさ」が
大きなテーマだと思います。(ネテロさんが言っていました)
 
これまでは「ゴンの成長ストーリー」でなんだかんだ
一貫していたものが、「ゴンがジンと会う」ことによって
物語のスイッチが「ゴン」から「ハンターというもの」みたいな
概念的なところに移行した印象があります。
 
「成長する少年」としてのゴンの物語は父親と会うことによって終わりました。
これからは「社会・大人の世界で強く生きていく・カリスマとは何か」を
ゴンが体現していくのではないかと思います。
 
その一歩先を行く父親が、今回の暗黒大陸編でゴンにそれを見せる。

しかし、おそらくジンは、この暗黒大陸編で登場が最後になるでしょう。
(今週号で「俺は帰ってこなくてもいい」的な発言がありましたし。
死ぬのか暗黒大陸に残るのかはわかりませんが)
 

噂によると!噂ですけども!
暗黒大陸編の後に、最後ジャイロ編があり、それで終わるそうです。
 
ジャイロといえば、悪の指導者ですよ。
暗黒大陸編にて、カリスマ力をジンから受け継いだゴンが
ジャイロと対峙する!
 
そんな筋書きなんじゃないのかな~~~とワクワクしています。