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花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

毒舌・批判・絶賛あり。作者さんの意図とか考えを想像するのが好・き!

岡本倫「極黒のブリュンヒルデ」 ヴァルキュリアの8個の魔法とは何だったのか

岡本倫「極黒のブリュンヒルデ」に出てくるキャラクター

「ヴァルキュリア」の魔法についてメモ。

 

 

 

 

なんですけど、一応ネタばれになりますので

平気な方は下記より。

 

※タイトルは「8個の魔法」となっていますが、ネタバレの可能性も含めて、「8個」にしています。

 

 ヴァルキュリア初登場は6巻。

P196

「ヴァルキュリアは究極のハイブリッドよ」「8つの魔法が使える」

P197

「ヴァルキュリアを眠らせている間に9個目と10個目の魔法が発現したようです」

とのことなんですが、実際その10個(最新刊10巻も含めると11個)の魔法って何だったの?ということで、これか?というものを書き出してみました。

 

●切り裂き(P188、殺されたサポート魔法使いたち、他、カズミ殺しなど。)

●爆破する(P199、素敵な眺めを邪魔するカップル、他、村上くん殺しやヘリ落としなど、最も使われている。)

反物質(8個内確定)

●魔法使いの探知能力(8個内確定)

●瞬間移動(9個または10個確定※8巻P66「瞬間移動!?そんなことできるなんて聞いてないわよ!?」)

●放射性攻撃?(これは魔法にカウントできるのかかなり不明。ただ、8巻P165に「放射性崩壊が~~(略)細胞の融解を止められません!ヴァルキュリアが崩落します!」「ヴァルキュリア!自分でハングアップボタンを押せ!」との流れから、ヴァルキュリアが魔法を出さなければ放射性細胞融解が止まる→放射物漏えいの魔法?合っていたら8個内確定)

●粉砕(粉々にする)?(初菜殺しに使った魔法。ただ爆破する魔法を調節したのかもしれない)

●物を投げる(9巻P97.村上くん吹っ飛ばされて壁に打ち付けられる。)

●引き千切り?(9巻P167、村上くんの腕を寧子ちゃんの前で引き千切ろうとしているシーン。これも爆破魔法の調整版か?)

●浮遊(9巻最後P191、爆破の反動で浮いているのかと思ったが、10巻では確実に浮いているし中継リポーターから「宙に浮いてるようにしか見えない…」と言われている。)

●再生(11個目確定)

●砲撃?(10巻P116、軌跡が残るような魔法は一応初めて。)

 

うーん、12個ある。

 

≪暫定確定の8個≫

●切り裂き

●爆破

反物質

●探知

●物を投げる

●浮遊

 

●瞬間移動(9個目か10個目)

●再生(11個目)

 

≪要検証の4個≫

※この中の一つか、あるいはいくつかがハズレ。

●放射性魔法

●粉砕(粉々にする)

●砲撃

●引き千切り

 

妥当に考えると、放射性関連は魔法ではないかな?

放射線を与え続けるとどうなるかの実験かもしれん。

でもそんなことにヴァルキュリアをわざわざ使うか?

まあ何かの実験だったのかも。

 

ということで、一応暫定。

●切り裂き

●爆破

反物質

●探知

●物を投げる

●浮遊

●粉砕

●砲撃

●引き千切り 

 

●瞬間移動(9個目か10個目)

●再生(11個目)

 

ということで…仮とはいえ、11個中6個が破壊系魔法です。

作中で出てきていないだけかもしれないけど。

 

いつか公にしてほしいですね。

 

しかし、まとめていてわかったことがあります。

なんで「8個のハイブリッド」なんて言いながら、作中で8個を明かしてくれなかったのか。読者的には気になるじゃないですか。

 

(もしかしたら、今後の展開に関係するのかもしれないけど。寧子とも、姉妹と言いながら苗字が違うし。)

 

でも思ったのは、とにかくたくさんあったほうが、作者的に都合がいいからかと。

理由を3つ考えました。

 

理由①

主人公サイドを痛めつけるためのバリエーション。もし爆破や切り裂きの魔法しかなかったら、村上君たちはとっくに致命傷を負っています。だからこそ、物を投げる魔法や、引き千切る(破壊達成までにタイムラグがある)魔法が必要でした。

 

理由②

ヴァルキュリアを外に出す際の編成チーム対策を、読者に考えさせないため。些末なことのわりには、考えだすと面倒だから。(発現した9個目と10個目が想定外だったからこそ、編成チームはあっさりと破綻した。でも、片方が瞬間移動。瞬間移動だけで編成チームの連携を崩せたかというと、なんだか微妙な感じ。)不確定要素を多くすることで、推理・考察を不可能にした。

同様に、10個すべてを明示してしまうと、作者自体もいろいろ考えることが増えてしまいます。 

 

理由③

バトルを派手にしたかった。1種類の魔法しか使えないと、演出も限られてしまう。10巻の姉妹バトルは、互いに何個もの魔法を使っていて、派手でした。

作者コメントによると、10巻で「第一部ヴァルキュリア編」は完結とのことです。ハンターハンターでいうキメラアント編のように、魔法使いの「パワー」としてはインフレさせきって、「魔法使い VS 魔法使い」の図式はもう終わりですよ、ということを表していると思います。だからこその、パワーボリュームMAXの姉妹バトルでした。

 

とはいえ一つ謎が残ります。

10巻P84

一度死んだヴァルキュリアが「11個目の魔法が発現したみたい」と言って再生の魔法で復活します。

 

もともとの10個の魔法を明示していないのであれば、ここでは「11個目の魔法が発現した」ではなく「もともと私は再生の魔法を使えたのよ」でもいいんじゃないかと。

これまでのストーリーでも、その展開で不都合になることはありません。

 

とすると、これは何かの伏線?

研究所の外で魔法使い同士が関わりあうとレベルアップしやすくなるとか?

奈波ちゃんはもともと力を隠していたようですが、そのことをミスリードとして使い、初菜も自分以外も再生できるようになったし、カズミもフレイヤ戦で確実にレベルアップしているように見えます。

ヴァルキュリアが再生を使えるようになったのも、初菜と関わった影響とか?

 

魔法がレベルアップするというのは、熱い展開だし使い勝手も良いはずなので、今後出てくるかもしれないですね。

 

 

≪今後の予想展開≫

・ヴィンガルフVS主人公サイドが終わり、ここからは高千穂VS主人公サイドになるのではないでしょうか。そして最後に宇宙人VS主人公サイド…?さっぱりわからん。

 

・魔法使いバトルがないとしたら、初菜ちゃん・佳奈ちゃんの役どころは…。カズミの魔法はかなり使い勝手がいいので重宝されると思いますが。話がどこかで一度ドイツに動くと思いますが、そのへんでカズミは小鳥ばりの超重要人物かもしれませんね。

 

こんなにハマッた漫画は久しぶりなので、早く続きが読みたいです。