花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

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寄生獣 セイの格率 7話感想 「アニメ版新一がメガネの理由」

寄生獣 セイの格率  7話感想

 
 

ほぼ原作通りでしたね。音楽と演出は気になったところがありましたが、やっぱり面白いです。

 

そしてついに!

ラストで新新一が出ました!イメチェン新一!
寄生獣 (39)
こんなだったのに!
寄生獣 (15)
 
 
アニメ版新一がなぜメガネしているのかって、このイメチェン後とのギャップをつけたかったんだろう、と思っていました。そして、それだけのためにメガネはやりすぎじゃない?と不納得感もありました。
が、今回、メガネの理由がいくつか思い当たったので、「アニメ版新一がメガネの理由」について書きたいと思います。
 

 

◼︎最大の理由 イメチェン後とギャップをつけたかった
これは揺るがないと思います。漫画版(というか原作)の新一は、普通のリア充、普通の好青年という感じです。スポーツも勉強も友人関係も恋愛も、中の上といった感じ。
そんな彼がイメチェンして、ちょい悪?ヤンキーまではいかないけど、いきがっている感じになります。原作の前髪ワックスだけで充分伝わるかとは思いますが、アニメではもっとインパクト出したかったのかな?
 
しかしそこで問題が一つ。
“ギャップがありすぎる”ということです。
な…なんでメガネの引っ込み思案系ボーヤがクラスメイトに彼女的存在がいたり、服脱いだらスマートマッチョやねん…
しかも、母親の死を越えて、いろいろ思うところあったにしろ、メガネボーヤからDQN…ヤンキー風はいきなりすぎでしょう。「新一くん、なんか、変わったね…」っていう原作の雰囲気から、「あんた誰?」って感じです。
 

この問題は一度さておき、メガネの理由その2にいきます。

 
 
◼︎理由2  ミギーが本で言葉を覚えたから

今時、若者はそう本なんて持ってないのかも?せいぜいマンガくらい。マンガもないかも。きょうびの好青年は。20年前の原作の時代からすれば、そりゃ図鑑くらい部屋に残ってるし、芥川賞作品くらいは普通に読んでるかもしれない。

でもパソコン持ってる現代の普通っ子からすれば、本なんかそんなに持っていないわけで、ミギーをキャラ崩壊させないために、新一を本好きにしたのかも。
確かアニメ5話くらいで芥川賞だったかな?本の話題が出て、「原作にもないこのシーン、何の意味があったんだ?」と思いましたけど、そういう理由かもしれないですね。
 
 
◼︎理由3 ミギーの30%を体内に取り込み、劇的な身体的変化を描写したかった

わかるんだけど、3mジャンプで充分な気もする。もしメガネかけなくて良くなったなら、もっと新一は驚くべきだし、あっさりしすぎだよねえ。

 
 
◼︎やっぱりメガネは無いほうが良かった
理由2から考えると、メガネをしている理由はそれなりに納得感があるのですが、だとしたらそれはそれで、「ギャップあり過ぎ問題」はスッキリするように構成して欲しかったです。
 

キャラは変えず、お父さんを小説家にするとか。タブレット使わせず、読書家の設定にするとか。そうしたら、尺的にも「お父さん、本見ながらご飯食べないでくださいよ」くらいでこれまでの尺通りで大丈夫だったはずだし。

 
あるいはミギーがお父さんの書庫から本を漁ってたとか、新一の教科書ばかり読んでて特に世界史にハマってたとか。
 
 
うーん、やっぱりメガネはイメチェン後とギャップありすぎて、無しだな。里美ちゃんを家に呼べる勇気も相当なもんだし。
 
 
まあ、原作通りだと、高校生なのに新一がしっかりしすぎてて、視聴者が共感しにくいと思ったのかもしれないけど。でもそのへんの配慮が逆に視聴者をバカにしてるっぽくて不快感与えてる気がする。