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花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

毒舌・批判・絶賛あり。作者さんの意図とか考えを想像するのが好・き!

週刊少年ジャンプ 2015年2月16日発売 12号 食戟のソーマ 感想 大人にも通じるメッセージがあるといいな

食戟のソーマ マンガ

週刊少年ジャンプ 2015年2月16日発売  12号 食戟のソーマ  感想 大人にも通じるメッセージがあるといいな

 

 

◼︎あらすじ

スタジエール開始。

前回に続き、ソーマくんは秘書子ちゃんと、町の定食屋さんにスタジエール(研修)に行く。

町の定食屋さんは、これまでは細細とやっている町の定食屋さんだった。しかし!新幹線の駅が新たに作られたことにより、新幹線の乗り継ぎ時間で客が一気に現れては数分でたいらげて去って行くという、嵐の定食屋に変貌したのだった。

その変化についてゆけない、店長含むスタッフ一同。

今回はその店のなかで、定食屋出身のソーマがテキパキと作業をこなして、ひとまず助かったわーという回。

 

 

◼︎みどころ

秘書子ちゃん、怒涛の注文に愕然。はじめ対応できず。定食屋仕込みのソーマと自分の現場対応力の差を見せつけられ、ただでさえ落ち込んでいたのに、挫折寸前。

涙じわっと出ちゃう。

わかる…わかるよ、もう心折れるよ。自分はもうダメだ。

 

でもここで!!

秘書子ちゃんは、歯を食いしばって涙をグイっと拭うのです!!

ここの1ページ、思わず泣いてしまいました(;_;)

偉い…偉すぎる。

 

この小さくも大きな挫折、これを何回も何回も繰り返す。

その度に歯を食いしばる。

これを継続できるかどうかが、成長の境目。

 

これ、意外とみんなできないのよ。子供も大人も。

私も秘書子ちゃんを見習うので、ぜひ全国の少年少女にも

秘書子ちゃんのように歯を食いしばって欲しい。

 

 

◼︎前回の予想

はずれた。まさかこうならないだろう、と思っていたことが、現実になってしまった。

あまりにもありきたりだろーと思っていたけど、秘書子ちゃんにソーマを一部認めさせ、挫折から小さな救いまで引き上げる必要があったのかな。確かにイキナリヘビーな課題が来ても、秘書子ちゃん対応キツイもんな。

 

で、今後の予想…はもうわからんので、妄想します。

 

◼︎今後の妄想

出して欲しいテーマ。

「店長さんは、この店をどんな店にしたいんですか?」

 

これまでは、①こじんまりとした町の定食屋。

そのままいくのか、それとも②新幹線乗り継ぎ顧客向けの、早さ、回転性重視店でいくのか。

 

①なら地域の家族に向けた料理で、丁寧に味わってもらえたり、楽しい食卓を作れて、やりがいはある。でも、回転性が悪いので、儲からない。下手したら赤字。

 

②なら、食いっぱぐれることはない。ただし、お客さんからは味わってもらえないし、常連顧客も出来ないその場しのぎの店。楽しいのか?

 

ざっくりいうとこの2択。

最近は「俺の」シリーズとかもあるので(安く一流のものを食べてもらうために、回転率をとことんあげるスタイル。)、いろんなお店の作り方ができると思うけど、そこまでいくと経営論に深くつっこんでしまうので、せいぜいよくある「マクドナルドかモスバーガーか」どまりでいくでしょう。

 

 

どんな店にしたいか?は

どんな料理を作りたいか?に繋がる。

 

店長さんの決断が①か②かはわからないけど、(話の展開も全然違うことになりかもしれないけど)、それはソーマに一つの気づきを与えるかもしれない。

秘書子ちゃんなら、「健康」「元気」というテーマかもしれない。しかも秘書子ちゃんの健康や元気は、一般市民お治療というよりは、エステのような贅沢品のほうがに合うかもしれない。

その後の叡山先輩とのバトルに繋がるかもしれないし。

 

 

◼︎余談

いやもし、ここまで深く「仕事とは、自分にとってどうあるべきか」を描ききったら、泣いて絶賛しますよ。お金を稼ぐって、大変ですもん。しかもただ稼ぐのではなく、40歳や50歳になっても稼ぎ続けられる力を、20代30代のうちに培わないといけない。

でもほとんどの漫画は、サラリーマン経験がないのか、小手先の優秀とか無能とか、そんなレベルでしか社会人を描けない。よくある「冷徹だけど超有能な営業部長」とか、いるわけねーだろ。人を育成し、人の気持ちを変える仕事だよ?冷徹ってなんだよ嫌われるわ。

仕方ないけど、漫画家や編集が社会人のこと何もわかってないから、「マンガは子供の読むもの」になっちゃうし、「大人ってつまんない」になっちゃうんですよ。どの仕事だって辛いところはだいたい①と②のジレンマだっつーの。スポーツ選手だって同じだよ。

 

少女マンガとか特にひでーよ。無断欠勤とかばっかしやがって。しかもドラマ化しやがって。だから女がろくに仕事しなくなるんだろ。「ちょっと役にたってる」くらいで図に乗りやがって、とてもじゃないけどお前に月20万円お価値なんかねーよ、と思うわけです。。。

 

でも唯一仕事を楽しむ方法は、自分自身の道と仕事をリンクさせること。

一流の料理人を目指すなら、それは避けられない。

そういう話になったらいいな、ということで蛇足の多い感想でした。