花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

毒舌・批判・絶賛あり。作者さんの意図とか考えを想像するのが好・き!

「荒木飛呂彦の漫画術」感想?読んでみて、どのように影響を受けたか

ちょっとした日記

最近またちゃんと漫画を描こうと思い始めたのですよ。

理由はいろいろありますけど、一番の想いとしては「仕事する大人を元気づける漫画が少ない」ということです。

社会人漫画もいくつかありますが、そもそも仕事に対する認識が甘すぎたり、ドジしすぎだったり、プライベートな悩みがあったら遅刻してもいい・会社休んでもいいみたいなことを助長させていたり…、前提として「仕事は嫌なもの」として描かれていたり。

こんなじゃ、子どもが大人に憧れなくて仕方ないし、大人が大人であることを楽しめないじゃない!

だから内面が子どものままの大人や、そもそも労働生産性最悪の国になってしまうんですよ。少子高齢化が進むのですよ。(極論ですけど)



働くってことは、すごく楽しいこと!良いこと!


わたしはそう思って働いているし、子どもなんかより、大人のほうができることがあって絶対楽しいですよ!


そういうのが流行りはじめれば、みんなが楽しい良い社会になっていくのではないか…と夢をふくらませているわけです。




それで…まず描いてみました。20ページ(ギャグ漫画です)。
これまでさんざんいろんな漫画の批判してきた分、自分の中ではポイントを押さえたぞという漫画が!

不納得な部分もありますが、まず描いてみないと始まらないだろう、と思いそのまま描いてみることにしました。


が!



そんな中、「荒木飛呂彦の漫画術」が発売。
わたしは王道ジャンプ漫画を描きたいわけじゃあないけれど、参考にならないわけがない、と思い読んでみました。

うーん。

自分の漫画に対する姿勢を恥ずべき指摘がたくさんありました。


そして自分の漫画の足りない部分が明確に露見しました。



①キャラクター設定の甘さ

「20ページだからそんなに描けない」と深く考えていない部分がありました。1コマ1コマでいちいち説明せずとも、ちょっとしぐさや立ち位置で表現できるんだなあと気付かされました。


②ストーリーの甘さ

「こういう考えの人が」「こうなったら」「こうなる」というストーリーなのですが、「こういう考え」の部分が言葉でしか説明できていなく、ストーリーの大前提に大きく欠陥があることがわかりました。
自分で描いているとこういうこともわからなくなる…。




でも逆に、「はじめの1~2ページで世界観の説明とひきつける仕掛け」は意識はできているなと思いました(未熟である事実はさておいて…)



一番参考になったのは
「主人公はプラスの方向にしか進んではいけない」
という部分でした。

平凡な主人公→成長!
は簡単ですが

成長した主人公→挫折!
もよくある話じゃあないですか。

わたしは挫折話がどちらかというと好きなんですけど、復活まで時間がかかるのは確かにイライラします。つまり「挫折=ピンチ」としてうまく演出しないといけないんだなあ、難しい!と思いました。

これに甘んじてしまえば、確かに簡単にたくさんストーリーが作れるといえば作れるんですよね。



ということで、またゼロからネームを描いている最中です。


奥が深いし、仕事しながら描くというのもなかなか良い姿勢とは言えませんが、まずは3作くらい描いてみないと話が進まないので、やってみようと思います。



そういう観点で漫画を読んでいるので、どうしても「ここは手抜きなんじゃないか」とか「不親切じゃないか」「哲学やこだわりが足りないんじゃないか」という漫画を読むとイライラしてしまいます。

そんなわけで、個人的な感性で、皆様が好きな作品を批判することもありますが、私の言っていることは一部分だったり、一応改善策も考えながら批判しているつもりです。


「じゃあお前は批判している作品以上に良い作品を描けるのか」と言われると困ってしまうのですが、「棚上げ」は、ディスカッションやマネジメントの際の基本になります。(そうしないと、意見が言える人なんていなくなってしまうから)


なので、自分の未熟さを棚にあげてあえて言っています。


合わない場合は「こいつとは合わないな」と、ごく当然に思って頂ければ幸いです。



荒木飛呂彦の漫画術」の感想にはなっていませんが、非常にわかりやすかったし、タブーについては反省させられましたので、感想というよりは「どのように影響を受けたか」について書かせて頂きました。