花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

毒舌・批判・絶賛あり。作者さんの意図とか考えを想像するのが好・き!

作者の罪についての持論炸裂 「なにかもちがってますか」 全5巻 感想



いままで読んでなかったんですよ。
キトーさんのお得意なとこだなってことで、
なんとなく内容わかった気になって。

でも5巻だしってことで読んで、面白かったです。

一番面白かったのは、

「裁判のありかた」
「なにをもって罪とするか」
「魂のありかた」

について、作者なりの解釈が描かれるシーンがそれぞれあるのですが、
「それ、私もずっと思ってた!」と思えたところですね。

「なにをもって罪とするか」は、まあ考えれば一定数の人はそういう結論出しちゃうんだろうなって感じですが、

「魂のありかた」は勝手にシンパシーを感じてしまいました。


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■あらすじ
普通の主人公・中学生の男の子が主人公。
ある日転校生がやってきて、
騒動にまきこまれる中で、主人公が超能力に目覚めてしまう。

その能力は物体の位置と位置を入れ替えるというもので、
それが人体に適用された場合は…



転校生はその能力を犯罪者に使用し、
世直ししていこうと考える。

主人公は「いやいや、そんなのだめだよ」と言いながらも手を染めていく。

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ストーリーの見本のような気持ちで読むことができました。
5巻くらいがちょうどいいのかな。
もっと登場人物の感情や友情めいたものを丁寧に書いていたら
8~10巻くらいになったと思うけど。

それはそれでアッサリ済ませるのがこの作者っぽい。

不安定さのある演出と、
伏線からの回収までの適切なスパン、
ギャグとシリアスの気味いいバランス。

さすがだな~という感じて面白く読めました。