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花咲いたブタちゃん走り ●マンガ・アニメの感想・考察・レビュー●

毒舌・批判・絶賛あり。作者さんの意図とか考えを想像するのが好・き!

​食戟のソーマが最近面白くない。(薊政権・セントラル編)

食戟のソーマが最近面白くない。


食戟のソーマのためにジャンプ買っていると言っても過言ではない私ですが、
薊政権編は全然好きじゃない。

最後まで読まないとなんとも言えないけど、
第九席との八百長ひっくり返しエピソードで、
決定的に「求めているものと違う」と思ってしまった。

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■ソーマの好きなところ


私がソーマがいいな~と思ったのは、
「現実社会での生き方」
に即している​ところなんですよね。


特にスタジエール編なんて顕著ですけど、
「自分が通用しなくて惨めさを感じるシーン」なんて、
現実ではいっぱいあるわけで。

「自分の惨めさにフタをするために、もっと無様な人を探してヘイトする」なんて、
人間としてはよくわかる気持ち…というか、多少みんなやっちゃうじゃないですか。


自分の惨めさや未熟さを乗り越えるためにはどうしたらいいのか、
というのが、様々なキャラクターを通じてしっかり描かれている!

そんなところが素晴らしいなと思っていたのです。


スタジエール編までは、明らかに作者もその意図でいくつかの演出をしています。

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■薊政権編の嫌なところ


しかし!


あの八百長ひっくり返しはいただけない。
だって普通ひっくり返せないでしょう?

完全に無謀だったと思います。

ただでさえ、「料理の旨さ」という主観的なものさしで政治が動いちゃったら、読者としては納得いかないですよ。

しかもそのあと、ドヤ型主人公よろしく、説教するでしょう?

もともと説教くさいところはあったけど、
エロとギャグでうまくやってくれてたから、安心して読めたのに。

ただの説教じゃ、そこらへんの漫画と変わらないじゃん。



そもそも、はじめから薊政権(セントラル機関)の主張に説得力がなさすぎ。
こんなの絶対破たんするじゃないですか。

先が読めすぎるし、ただの勧善懲悪に成下がりそうで、すごく残念。

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■なんで作風が変ってしまったのか?


なんでなのかな~
こういう短絡的な展開、これまでの作者から変ってしまったみたい。

考えられる理由

①原作担当者がなんらかの理由で消えてしまい、作画担当がそのまま原作も担当している
②担当編集者変更による方針変更
③原作担当者のスランプ
④「現実的路線」があまり人気がとれなかったので、「主人公活躍劇路線」に変更
⑤実は作風は変っていない。大どんでん返しが待っている。



④だけではあってほしくない…

目先の人気だけじゃなく、ジャンプは小学生が読み、その後の人生に多大な影響を与えるコンテンツであることを自覚して、

ファンタジーやご都合ではない現実で、しっかり前向きに生きていける糧となる作品を、生んでいってほしいなあ。。。


⑤であってほしいけど、八百長ひっくり返しの時点であり得ないな。どっちにしても、この記事を反省するくらいの予想外の気持ちよさに期待しています。


かしこ。